子猫の育て方は「週齢・月齢」で変わる
子猫は生後数週間の違いでやるべきことが大きく変わります。特に生後1か月までの「ミルク期」は昼夜を問わない世話が必要で、拾った・保護した場合には知識が命に直結します。ここでは生まれたてから生後4か月までを段階別にまとめました。
週齢・月齢別ガイド
0〜4週(生まれたて〜1か月):ミルクと保温がすべての時期
目が開くのは生後10日前後、自力で排泄できず、体温調節もできません。母猫がいない場合は人がすべてを代行します。
- ミルク:必ず「子猫用ミルク」を。牛乳は乳糖を分解できず下痢を起こします。生後2週までは2〜3時間おき(夜間も)に授乳 子猫用ミルクを探す 哺乳瓶を探す
- 保温:生後1週は30度前後、以降も28度目安。ペットヒーターや湯たんぽを毛布越しに ペットヒーターを探す
- 排泄補助:授乳のたびに、ぬるま湯で湿らせたコットンでおしりを優しく刺激
- 体重チェック:毎日同じ時間に計測。1日10g前後の増加が健康の目安 スケールを探す
4〜8週(1〜2か月):離乳とトイレデビュー
歯が生え始めたら離乳のサイン。子猫用ミルクでふやかした離乳食から始め、少しずつ水分を減らしていきます。トイレは砂を置いた浅い容器を用意すれば、多くの子猫は本能で覚えます。
- 離乳食:子猫用ウェット、またはふやかしたドライを1日4〜5回 離乳食を探す
- 兄弟とのじゃれ合いで社会性を学ぶ時期。人の手にも少しずつ慣らします
- 生後2か月ごろ=1回目の混合ワクチンの目安
2〜3か月:お迎えのベストシーズン
3〜4か月:歯の生え変わりと行動範囲の拡大
乳歯から永久歯への生え変わりが始まり、噛みたい欲求が強まります。また運動能力が急伸して、思わぬ場所に登る・入り込む時期。誤飲対策と脱走対策をこの時期までに固めましょう(脱走防止・部屋づくり)。
- 避妊・去勢は生後6か月前後が一般的な目安。発情が始まる前に獣医師へ相談を
- 爪とぎの習慣づけはこの時期が勝負。場所と素材の好みを観察して複数設置 爪とぎを探す
体重の目安表
| 週齢・月齢 | 体重の目安 |
|---|---|
| 出生時 | 100g前後 |
| 生後1か月 | 400〜500g |
| 生後2か月 | 800g〜1kg |
| 生後3か月 | 1〜1.5kg |
| 生後4か月 | 1.5〜2kg強 |
個体差・猫種差があるため、増え方が数日止まった・減ったときに受診する、という使い方をしてください。
子猫期にやってはいけないこと
- 牛乳を与える:乳糖不耐で下痢に。必ず子猫用ミルクを
- お風呂に入れる:体温調節ができない時期の入浴は低体温のリスク。汚れは蒸しタオルで
- 手をおもちゃにする:成猫になってからの噛み癖の最大の原因
- 紐・輪ゴムを出しっぱなしにする:子猫の誤飲事故の定番。飲み込むと開腹手術になることも
- ワクチン前に外に出す・他の動物と接触させる:感染症リスクが高い時期です
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よくある質問
子猫に牛乳を与えてもいいですか?
いけません。猫は牛乳の乳糖をうまく分解できず、下痢を起こして体力を消耗します。必ず市販の「子猫用ミルク」を使ってください。
子猫を拾ったらまず何をすればいい?
まず毛布などで保温し、できるだけ早く動物病院を受診してください。週齢の判定、感染症・寄生虫のチェック、ミルクの指導まで一度に相談できます。
トイレはどうやって教えますか?
猫砂を入れた浅い容器を静かな場所に置き、食後にそっと乗せるだけで、多くの子猫は数日で覚えます。失敗しても叱らず、匂いが残らないよう掃除するのがコツです。
いつから留守番できますか?
離乳が完了して自力で食べられる生後2〜3か月から、半日程度の留守番が可能になります。丸1日以上空ける場合は、自動給餌器だけに頼らず人に見てもらう手配を。
避妊・去勢手術はいつ受けさせるべき?
生後6か月前後が一般的な目安です。最初の発情前に済ませると病気の予防効果が高いとされます。時期は体格により変わるので、ワクチンで通院する際に相談しておきましょう。
子猫が甘噛みしてきます。やめさせるべき?
はい。子猫のうちはかわいくても、手で遊ぶ習慣は成猫の本気噛みにつながります。噛まれたら遊びを中断し、おもちゃに置き換えるのを徹底してください。