犬を迎える前に決めておくこと
犬との暮らしは10年以上続きます。迎える前に、家族の誰が散歩・食事・トイレの世話を担当するか、留守番の時間はどのくらいになるか、毎月いくらまでかけられるかを話し合っておくと、迎えてからの混乱がぐっと減ります。かかる費用の全体像は初期費用シミュレーターで確認できます。
住まいが賃貸の場合は、ペット可の契約になっているか(頭数・サイズの制限を含めて)を必ず書面で確認しておきましょう。
お迎えまでのタイムライン
- 2週間前まで家族のルール決め(世話の分担・入っていい部屋・呼び方の統一)。かかりつけにする動物病院の目星をつけておきます。
- 1週間前グッズをそろえる週。サークル・トイレ・食器など下のリストを参考に。フードは迎え先で食べていたものと同じ銘柄を用意します。
- 前日まで床に置きっぱなしの小物・電気コード・観葉植物を片付け、犬が過ごすスペースを安全にします。
- 当日迎えは午前中〜日中の早い時間に。帰宅後は構いすぎず、静かに休ませてあげましょう。
持ち物の抜けが心配なら、条件を選ぶだけでリストが作れる迎える準備チェックリストをどうぞ。
そろえておきたい基本グッズ
| グッズ | 選び方のポイント |
|---|---|
| サークル・ケージ | 成犬時のサイズを見越して。トイレと寝床を分けられる広さが理想 サークルを探す |
| クレート | 通院・災害時の避難にも使う「犬の個室」。子犬のうちから慣らすと安心 クレートを探す |
| ドッグフード | 最初は迎え先と同じ銘柄を。切り替えは1〜2週間かけて少しずつ フードを探す |
| 食器・給水器 | ひっくり返しにくい重さのある陶器か、台付きのものが使いやすい 食器を探す |
| トイレトレー・ペットシーツ | トレーはいたずら防止のメッシュ付きが安心。シーツは多めに常備 ペットシーツを探す |
| 首輪・ハーネス・リード | 子犬は成長が早いのでサイズ調整できるものを。散歩デビュー前に室内で慣らします ハーネスを探す |
| ブラシ | 犬種の毛質に合わせて。短毛はラバーブラシ、長毛はスリッカーが定番 ブラシを探す |
| おもちゃ | 甘噛み対策にもなる、噛んで遊べる丈夫なものを2〜3個 おもちゃを探す |
犬だけに必要な法的手続き
犬には猫にはない法律上の義務があります。忘れると罰則の対象になるものもあるので、迎えたら早めに済ませましょう。
- 畜犬登録:生後91日以上の犬は、迎えた日(または生後90日)から30日以内に市区町村への登録が義務。登録すると鑑札が交付されます
- 狂犬病予防接種:年1回の接種が義務。春の集合注射か動物病院で受け、注射済票を受け取ります
- マイクロチップ:ショップ・ブリーダーから迎えた犬は装着済みが基本。飼い主情報の変更登録(オンラインで可能)を忘れずに
ワクチンや健康診断のスケジュールは動物病院・ワクチンスケジュールで詳しく解説しています。
最初の1週間の過ごし方
環境が変わった直後の子犬は、見た目が元気でも大きなストレスを受けています。最初の2〜3日は抱っこや撮影を控えめにして、サークルの中で静かに休ませることを最優先に。遊びに誘うのは、新しい家に慣れて食欲と排泄が安定してからで十分です。
トイレトレーニングは迎えた日から始まります。起きた直後・食後・遊んだ後にトイレへ誘導し、成功したらその場で褒める——詳しい手順は犬のしつけ基本にまとめました。
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よくある質問
犬を迎えるのに最低限必要なものは?
サークル(またはケージ)、トイレトレーとペットシーツ、フードと食器、給水器、首輪またはハーネスとリード、クレートが最初の1週間の基本セットです。おもちゃとブラシも早めにあると安心です。
初期費用はどのくらいかかりますか?
生体価格を除くと、グッズ・登録・ワクチンなどでおおむね5万円〜10万円が目安です。犬のサイズや選ぶグッズで変わるので、初期費用シミュレーターで内訳を確認してみてください。
迎えるのに良い時期・タイミングはありますか?
連休など、最初の数日間だれかが家にいられる時期が理想です。ただし環境の変化が続く引っ越し直後や長期旅行の直前は避けたほうが無難です。
フードはすぐ好きなものに変えていい?
急に切り替えるとお腹を壊しやすいので、最初は迎え先で食べていたフードを続け、変える場合は1〜2週間かけて新しいフードの割合を少しずつ増やします。
畜犬登録をしないとどうなりますか?
狂犬病予防法により、登録と年1回の予防接種は飼い主の義務で、怠ると罰金の対象になり得ます。迎えたら30日以内に市区町村の窓口(多くは保健所か役所)で手続きしましょう。